家庭用レーザー印字機のレビューとノウハウをご紹介【DAJA DJ6レーザー彫刻機】

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今回は約2年前に購入し、いろいろと使い倒してきたレーザー印字機(DAJA DJ6レーザー彫刻機)について、使用時のコツとともに紹介していきます。

レーザー彫刻機とは

レーザー印字機やレーザーマーカーなどと言ったりするこの商品は、PCやスマホで作成したレイアウトを対象に刻印できる商品となります。

このように、ちょっとしたポイントをおさえるだけで、木や革といった対象に自由自在にレイアウトした文字・画像などを刻印することができます。

レーザー彫刻機は、たくさんの商品が販売されており、出力数(W)によって刻印できる素材や印字速度が変わります。私が所持しているのは出力の弱い商品となりますので、木・紙・革などに対しては問題なく刻印できますが、プラスチックや金属に対しては調整が難しかったり、うまく刻印できない物となります。

DAJA DJ6の詳細

それでは、私が所持しているDAJA DJ6の詳細についてご紹介します。

この手の商品では安価な部類で、出力は高くありません。印字可能素材については私の体験から、上記表のようになっております。

印字方法の流れ

それでは印字の方法について紹介していきます。
印字の流れについては下記の手順となります。

  1. レイアウト作成
  2. 材料セット
  3. 印字条件とサイズ設定
  4. レーザーのピント合わせ
  5. 刻印スタート

ここからは、手順の中で抑えるべきポイントをご紹介していきます。

 

①レイアウト作成

まずは印字したい内容をPCなどで作成します。スマホでも作成可能ですが、PCでのレイアウト作成を強く推奨します。理由は下記に説明しますが、文字も画像もイラストも編集し、最終的に1つの画像としてデータを印字機へ送ったほうが圧倒的に操作が楽なためです。

 

②材料セット

さっそく印字したい素材をセットします。印字サイズや置き位置は後から調整可能なので、まずはざっくり置いてみるといいでしょう。
注意点としては、勝手に動かないようにすることです。例えば、丸い鉛筆などに印字したい場合は、転がったりしてしまうと印字中に対象がズレてしまいます。キャップを付けるなどし、動かないように工夫しましょう。

☆今回はこちらの小さな板に印字してみたいと思います☆

 

③印字条件とサイズ設定

続いて印字条件の設定です。
印字データは専用のアプリでレーザー彫刻機へ送り、刻印します。『レイアウト作成』の工程で、印刷したい内容が1つの画像になっていると思います。その画像をドラッグ&ドロップでアプリのレイアウト画面に貼り付けます。

設定で重要なのが、パワー/速度/コントラストです。この条件次第で出来上がりが大きく変わってきます。パワーと速度の関係は、習字で例えるとわかりやすいと思います。墨がパワー速度が書く速さと思ってください。 ①墨をたくさんつけて遅く書く ②墨を少しつけて早く書く ③墨をたくさんつけて早く書く ④墨を少しつけて遅く書く などと考えると出来栄えに差ができてくるイメージが湧くと思います。
コントラストは白黒の濃さです。レーザー刻印は基本的にカラーは表現できないため、黒と白の濃さで表現します。こちらはアプリ上で調整すると画像も変化するので、ちょうどいいところを画像を見ながら選びましょう。

次に印字サイズについてですが、印字する大きさは現物合わせで行います。『プレビューの位置』というボタンを押すと、次の写真のように印刷する範囲をレーザーが四角形を描くように移動します。現物を合わせながら、大きければ画像を縮小させ、小さければ画像を拡大し、ちょうどいいサイズになるまで調整してください。

 

④レーザーのピント合わせ

ここはとても重要です。レーザー印字は、刻印するための最適距離があります。虫眼鏡で太陽の光を集めて紙を焦がす実験を小学校のときに実験したことがある方も多いと思いますが、それと似たような原理です。以下の画像のように、近すぎても遠すぎても焦点が定まらず、ぼやけた印字になってしまいます。

調整方法についてですが、照射レンズ先端につまみがあり、回していくことでピント調整ができます。最適距離の確認方法については、専用の紙が付属しており、そこに映るレーザーの打点が極力小さくなるようにします。イメージは髪の毛の細さぐらいにできればBESTです。この工程については初めは難しいと思いますが、やっていけばコツがつかめてくると思います。

 

⑤刻印スタート

いよいよ刻印スタートです。
【注意点】印字中は強いレーザー光が発生するので付属のカバーで覆いましょう。また、ヒューム(材料が焦げて発生する煙や塵)も発生しますので、十分に換気された部屋で行いましょう。

あとは印字完了を待ちます。スピードにもよりますが、結構時間がかかります。今回の印字時間は5分程度でした。

印字状態が薄いと感じれば、パワーを上げるか速度を遅くすると濃くなります。
いろいろ試して最適な条件を見つけてみましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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