近年、物価の上昇とともに電気代の値上がりが激しくなってきましたね。
そこで今回は、少しでも光熱費を抑えるための節約術をご紹介します。
簡単で、大きく光熱費が節約可能な技が見つかるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。
エアコンはつけっぱなしの方がお得!?
夏場、冬場に大活躍するのがエアコンです。
エアコンは気温差が大きい起動時の消費電力量が多いため、短い時間でオンオフをたくさん繰り返してしまうとかえって非効率な場合があります。
目安としては、30分以内にもう一度ONするようならつけっぱなしにしましょう。
1台のエアコンで複数の部屋を冷やすはNG
ドアを開けるなどして複数の部屋をキャパオーバーのエアコンで冷やす行為はむしろ電気代が上がってしまうことにつながりますので注意しましょう。
全館空調でない限りは、各部屋ごとにエアコンをONすることで最小限の電力使用量とすることができます。
エアコンには○畳部屋用など能力の目安表記がありますので、能力以内の大きさの部屋で使いましょう。
エアコンフィルターなどは小まめに掃除する
フィルターのホコリを掃除してあげると冷暖房の効きが良くなります。フィルターがホコリで詰まっている状態だと冷暖房の効果が落ちてしまい無駄な電気代が発生してしまいますし、最悪の場合故障にもつながります。
最低でも1ヵ月に1回ぐらいはフィルターを掃除をしましょう。
私の会社のエアコンは長い間フィルター掃除をしていなかったため、それが原因で故障し、多額の修理費用がかかってしまったことがあります。
エアコンの室外機の状態に注意する
室外機の排熱部分を物などで塞いでしまうと、排出した熱を再度取り込んでしまうため、 冷却効率が悪くなります。室外機の周りはすっきりと片付けましょう。
また、日除けで直射日光を遮ると、室外機が熱くなりにくく、冷却能力がUPします。専用の商品や、天板に貼り付けるだけのシートもありますので、熱がこもらないよう通気性がいいものを選んでください。
私の家でどうしようもなく暑かった日に、濡れたタオルを室外機の天板に乗せたら効きが良くなりました。
古い型式のエアコンは買い替えを検討
13年前に買ったエアコンだけど、まだ動くし、買い替えるのはもったいない。
上記のように古いエアコンを使っているご家庭は多いかと思いますが、古いエアコンは性能が低下し、余分な電力を使っている可能性があります。最近のモデルは各社省エネに配慮しており、10年前の型式と比べて数十%効率が向上している物もあります。エアコンは生活必需品とも言えますので、長い目で見れば元が取れると考え、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
我が家も先日、10年選手のエアコンを1台買い替えました。
お風呂の湯船のお湯を使う
お風呂に入るときに、湯船いっぱいに張ったお湯は浸かるだけで、頭や体は全てシャワーで洗っていませんか?
湯船のお湯は平均で200リットルほどとなります。
これは水道代に換算すると約48円に相当しますので、毎日お湯を張るご家庭は1ヶ月で1,440円分の水が湯船に使われています。
夏場であればシャワーで済ませるのもありかもしれませんが、冬はあったかいお湯に浸かりたいですよね。
残ったお湯は体や頭を洗うときに極力使うよう心がけましょう。シャワーの水が節水できます。
また、桶で流したほうが水の量も多く、地味に時短となります。
残り湯を洗濯機の水として使用するのもgoodです。
私も最近なるべく湯船のお湯を使うよう意識しています。
節水シャワーヘッドに交換する
近頃、さまざまなメーカーが節水タイプのシャワーヘッドを販売しております。
少々高価な物もありますが、シャワーの使用水量が半分や3分の1ほどになる商品も数多くありますので、すぐに元が取れてしまいます。買って付け替えるだけの簡単作業なのでぜひすぐに交換を!
私の家も2年ほど前に節水シャワーヘッドへ交換しました。あきらかに水道代が下がったので、一押しです。
まとめ
以上、光熱費の削減術についてご紹介しました。
ひとつひとつはちょっとしたことでも、毎日のことであればチリツモで大きな効果となります。
どんどん上がる電気代や水道代の対抗手段として、また環境への配慮にも繋がりますので、できるものから検討してみてはいかがでしょうか。