【一般常識】ビジネスシーンでの読み間違えやすい漢字を一挙ご紹介

仕事術

職場で漢字を正しく読めていない方を多く見かけます。


一部の漢字は、間違ったまま日本に定着してしまっているため、文字変換で間違って打っても変換されてしまうので、間違いに気がつかないままとなってしまいます。

今回は、ビジネスシーンでよく使われがちな読み間違い漢字を厳選しましたので、読み方をアップデートしていただき、恥をかかないようにしましょう。

 

読み間違っているとどうなる?

多くの方が間違って読んでしまっている漢字などは、意味も伝わりますし、コミュニケーションを図る上で特に支障はないのかもしれません。

しかし、取引先との会話やプレゼンテーション・社内での上司や同僚との会話で間違った読み方をしてしまうと、あまり印象は良くありませんし、何度も間違って言っていると、気になって肝心な伝えたい内容が伝わりにくくなってしまうこともあります。

みんなが読み間違えている漢字を、さらっと正しく読み、知的な印象を与えて、ライバルたちに差をつけましょう。

 

読み間違いしやすい漢字とその意味

それでは本題となります。
以下、正』 が正しい読み方で、『誤』 が間違った読み方となります。

 

代替

:だいたい   :だいがえ

意味:それに見合う他のものに替えること

使い方の例:『すぐに代替品をご用意いたします』

 

一段落

:いちだんらく   :ひとだんらく

意味:ひとつの段落。ものごとがひとくぎりしてかたづくこと。

使い方の例:『この業務が一段落したら向かいます』

 

早急

:さっきゅう   :そうきゅう

意味:とても急いでいるさま。非常に急なこと。

使い方の例:『この案件は期日が短いため、早急に確認をお願いします』

 

重複

:ちょうふく   :じゅうふく

意味:同じ物事が二つ以上重なること

使い方の例:『先ほどのページと一部内容が重複しますが〜』

 

相殺

:そうさい   :そうさつ、あいさつ

意味:差引きして帳消しにすること。

使い方の例:『物価高による利益悪化は、新事業の利益で相殺します』

 

押印

:おういん   :おしいん

意味:印判を押すこと。捺印。

使い方の例:『契約書をご確認いただき、押印をお願いします』

 

割愛

:かつあい   :わりあい

意味:惜しいと思うものを、思いきって手放したり省略したりすること。

使い方の例:『文字数制限の都合上、一部割愛いたします』

 

汎用

:はんよう   :ぼんよう

意味:一つのものを広くいろいろな方面に用いること。

使い方の例:『この設備は複数の製品に対応できるため、汎用性が高い』

 

既出

:きしゅつ   :がいしゅつ

意味:既に出ている内容のこと。

使い方の例:『既出かもしれませんが、こちらの方法はいかがですか?』

 

他人事

:ひとごと   :たにんごと

意味:自分には関係のない、他人の事。

使い方の例:『この事故は、とても他人事とは思えません』

 

会釈

:えしゃく   :かいしゃく

意味:軽く一礼すること。

使い方の例:『すれ違う人がいたら会釈するようにしてください』

 

何卒

:なにとぞ   :なにそつ

意味:どうにかして。何とかして。

使い方の例:『何卒、よろしくお願い申し上げます』

 

遵守

:じゅんしゅ   :そんしゅ

意味:法律や規則を守ること

使い方の例:『この決め事は必ず遵守してください』

 

あり得る

:ありうる   :ありえる

意味:起こる可能性があること。

使い方の例:『今回のミスにより、契約が白紙になることもあり得るだろう』

 

貼付

:ちょうふ、てんぷ   :はりつけ
  ※ ”貼り付け”と書く場合は『はりつけ』でOK

意味:何かをくっつけ、貼り付けること。

使い方の例:『メールを送る場合は、この資料も貼付するようにしてください』

 

まとめ

全て正しく読めたでしょうか?
普段使っていない言葉の中には、『知らなかった』という方もいらっしゃるのではないかと思います。


冒頭でも触れましたが、パソコンの文字変換では間違って入力しても変換できてしまうものがあります。
メールなどの文書では、一見 正しく使えているようでも、いざ直接会って話すときに間違った読み方をしてしまうとマイナスな印象となることもありますので、知らなかった内容はアップデートしていただき、正しい読み方を使いましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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