【ビジネス基本スキル5選】だれもが学ぶべき社会人の基本知識をご紹介

仕事術

 

『若手社員』

『就職が決まったばかり』

『社会人としてどんなスキルが必要かわからない』

そんなみなさんに伝えたい、意外と教えてもらえないビジネススキル5選を厳選しました。

具体的な内容でご紹介しますので、ひとつでもタメになると嬉しいです。

 

報・連・相(ほうれんそう)とおひたし

ホウレンソウはみなさんが知っている言葉かと思います。

報告・連絡・相談ですね。これらは基本的に上司が部下に求める要素となります。

とくに経験が浅い内は、何事も細かく上司に相談し軌道修正することが重要となります。

今からこの業務を進めていいか? 資料の方向性はこれでいいか?

AとBで迷っているがどちらがいいか? 取引先に送るメールはこれでいいか?

などなど1日の中でたくさんホウレンソウの機会がありますよね。

上司に対してはホウレンソウを強く意識することで、好印象を与えることができます。

ただし、調べたら簡単にわかることや、一度聞いたことを何度も聞くのはやめましょう。

では、”おひたし”とは?

こちらは先ほどとは反対に、部下が上司に求める要素となります。

 怒るな

 否定するな

 助けろ

 指示しろ

という内容です。みなさん『うんうん』とうなずく内容なのではないでしょうか?

部下から上司へ『おひたしを意識してくださいよ!』とはさすがに言えないと思いますが、

あなたが上司になったときは、こちらを意識すると頼れる上司になれるでしょう。

ポイント ”ほうれん草のおひたし”とセットで覚えましょう。

 

空・雨・傘

つづいては空雨傘の考え方です。

『空を見ると雲が多い』→『雨が降るだろう』→『傘を持って行こう』

このように、空(事実) 雨(解釈) 傘(結論)の3要素を意識することで

相手に伝わりやすい報告やプレゼンができます。

ポイント ”傘”の結論としたいときに、『空』が抜けても『雨』が抜けても

報告相手に納得性は生まれません。

カッツモデル

つづいてカッツモデルについてご紹介します。

カッツモデルとは、役割によって求められる能力のことです。

一般職は担当業務の遂行能力や専門的能力が求められ、経営層は物事の本質を捉え、判断する能力が求められます。

■テクニカルスキル(業務遂行能力・専門的能力)

その職場で働くうえで必要な専門的・技術的なスキルです。仕事をスムーズに進めるために必要なスキルとなります。

■ヒューマンスキル(対人関係能力)

対人関係に必要なスキルです。 全ての社会人に必要な、コミュニケーション、リーダーシップ、指導方法などのスキルのことをいいます。職場の人間関係をより良くし、会社全体の生産性を高めるために重要な要素となります。

■コンセプチュアルスキル(概念化能力)

課題解決に必要なスキルです。物事の本質を的確に見極め、情報分析および総合判断する能力を指し、管理職や経営者に求められる能力となります。

 

会社は業務を円滑に進めるためにピラミッド構造になっていることがほとんどだと思います。

それぞれの階層が役割を遂行することで、前に進んでいくという考え方が大切です。

労務費の考え方

労務費とは、簡単にいうと会社があなたに支払う給料やボーナスのことです。

完全歩合制の会社は別かもしれませんが、ほとんどの会社は月に一度、決まった額の固定給が発生しているはずです。

その中で、人を使いながら利益をあげていくことは経営者や管理職の仕事ですが、サラリーマンのあなたは自分がもらっている給料以上の働きをすることが会社への貢献度や評価につながります。

例えば、年収00万円のAさんがいます。

Aさんが会社に貢献するためには、毎日最低でも2万5千円以上の働きをしなければいけません。

この考え方を意識することで、一日一日を無駄にしないよう頑張る水準にもなると思います。

その地道な頑張りが、5年後、10年後に大きなスキルとなり身についていることでしょう。

もちろん、業務内容によっては直接利益に換算しにくい業務や、10年先の利益のために今やっている業務などもあるので、計算するのは難しいかもしれませんが、例えば経理の業務をやっているならば、”金額誤差が発生してしまっては多くの人間に余分な残業が発生する” や ”払うべき税金を漏らしてしまい多額の罰金を課せられる” などのことを防いでいると考えると会社に多くの金額的貢献をしているとも考えられます。

いろいろな角度から物事を考えられると、業務改善のヒントを得られることにもつながるでしょう。

あいさつは本当に大事

最後になりますが、最も基本であり最も重要とも言える挨拶についての内容となります。

おそらく誰もが一度は言われたことがあると思いますし、『わかっているよ』と思うことでしょう。

取引先との会話、新製品売り込み、部下の評価、予算の承認・・・etc

例えば人事評価制度一つ取っても、いくら基準を決めてシステム化しようが、最後は人が決めます。

人間はどこまで行っても好き嫌いが入りますし、感情で動く生き物です。

あいさつを題としていますが、あいさつ含む普段のコミュニケーションが重要ということをお伝えしたいです。

例えば同じ製品でも、面識があって好印象の人から買うか、メールでのやり取りしかしたことがない人から買うか、2択で選ぶ場合、多少値段が高かったとしても前者から買いたいと思うのが人間です。

普段から身なりを整え、笑顔でハキハキとあいさつすることを心がけると、ハロー効果でその他の見せていない部分まで良い印象を与えることができるので、まずはここから意識しましょう。

※ハロー効果 ・・・ 一部の特徴的な印象に引きずられて、全体の評価をしてしまう効果のこと

 

以上、5つの内容をご紹介しました。

知っている内容もあったかと思いますが、どれも大切な内容ですし、1つでもタメになったと思ってもらえたらうれしいです。

今後も役に立つ仕事術や生活を豊かにするライフハックを中心に配信していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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